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「 ただのマラブー」実釣テスト IN 加賀フィッシングエリア


今回のこの過酷?な企画は僕の単なる思いつきの、何気ない一言から始まった。

9月のある夜、釣仲間との夕食中の会話。
仲間A 「ただのマラブー発売したらしいけど、 あのフライはどれ位釣れるの?」
「どれ位? 匹数?」
仲間A 「うん」
「調べたことないから分からないけど、 かなりつれるなあ。今度調べてみるか!」
仲間B 「どうやって?」
「一日中ただのマラブーだけ使って、インジケーターの釣りと リトリーブの釣りとそれぞれ何匹つれるか数える。 って言うのは?」・・・
あーあ、言っちゃった・・・
この私の一言で悪友たちは細かなレギュレーションを素早くつくった。

場所 加賀フィッシングエリア
時間 AM6:00〜PM5:00
ルール

1、

インジケーターの釣りとリトリーブの釣りの対決企画とし、それぞれ一日でどれだけ釣れるか数を競う。
2、 リトリーブはフローティング及びシンキングラインの両方の使用を認める。
3、 休息は昼食時の30分のみとする。
4、 魚はビクに入れ、証拠の写真を撮る。
5、 使用フライはただのマラブーのみとする。ただし、カラーローテーションは認める。
6、 気合を入れて釣る。無言で釣る。一生懸命釣る。

以上の様に、友人達は他人事だと思い、勝手にルールを作ってくれた。
そして、私がリトリーブ担当、対戦相手は自称インジケーターの達人のM氏に決定した。
しかし、場所や時間は良いとしても、休憩時間30分はきついだろー!
10時間半、無言で釣りするのー!

ということで、今回ただのマラブーの実釣テストを行うことになりました。
どうなることやら・・・。

決戦当日!!

平成12年10月4日、午前5時30分。
開門30分前の加賀フィッシングエリア第二駐車場に到着。の予定でしたが、お約束の遅刻!
現地に着いたのは、開門15分後の午前6時15分でした。車の中から池を覗くと、今日のお目当ての場所、1号池と2号池の通路には誰も入っていない!というより、1号池に誰もいない。
ラッキー、1番乗りだー!車を停め、ロッドを持って
お目当ての場所に到着。池を見渡すと奥の島影に一人発見!すでに釣りをしていました。
なんだ2番乗りか、と何故か意味も無く1番乗りにこだわってましたねー。本当に意味のない事なんですけど。


AM6:30、いよいよ対決がスタート!

今回は一日中「ただのマラブー」を使い続けなければなりません。テストですから。
でも、目の前ではライズしています。ドライで釣りてー!
まずは「チャートリュース」を結び、いざシュート!

僕は加賀ではある占いを毎回します。それはその日の第一投目でヒットしたら、とても良い釣りができる。ニ投目ならほどほどに良い釣り、三投目以降は最悪
の日になる。といった具合です。
さあ、一投目で釣れてくれと願いながらリトリーブするとすぐにググッと手ごたえが。
すかさず左手のラインを引き、合わせるとすっぽ抜け。この辺が僕らしいなと思いつつ、二投目、あたりなし。
そして三投目、三回ほどリトリーブするとこの日の記念すべきファーストヒット!
同時に本日最悪の日になることが決定しました。トホホ。
インジケーターはまだ釣れていません。
このすきにとキャストを繰り返します。
僕が3匹釣ったところでインジケーターも最初の一匹が釣れたようです。

その後は交互に掛けるといった感じで差は開かないま、
AM8:30の放流タイムを迎えました。
ここでどれだけ釣れるか楽しみです。

 

放流してしばらくたつとインジケーターは爆釣モード突入!でも喰いが浅いのかバラシもけっこうあるようです。ちなみにフライは「クリーム」を使ってました。
僕も負けずにフローティングラインで小刻みにリトリーブします。やはり「クリーム」で。すると僕も爆釣モード!やはりこの色は強いなと実感しました。
しばらくすると爆釣モードも去り、まったりとした時間になりました。
しかし、ここで僕にほどほどの大物がヒット!やはり「クリーム」です。
フローティングでのリトリーブ時はあたりがあってもロッドで合わせず、そのままリトリーブし続けるとフッキングしやすくなります。その甲斐あってガッチリとフッキング。41cmのまあまあの型でした。

AM10:00、朝から吹いていた北からの風がやみ、水面はべたなぎ。
そういえば、数年前潟_イワ精工の大会の時も同じ場所でこの状況になったとたんあたりがピタリと止まったことを思い出しました。あの時はのんびりとコーヒーを飲んでいたら一匹差で入賞を逃しました。
という事でここで、おきて破りの休憩タイムにします。審判いないので・・・
ここまでインジケーターは39匹、リトリーブは30匹でした。
そうなんです、僕負けているんです。そしてこの後とんでもないことになるのです・・・

AM10:30、コーヒータイム終了。さあ、気合を入れます。
水面が凪いでいるので僕はシンキングラインに変えます。タイプTの#7。フライは「モスグリーン」です。
しかし、ここで事態は一変。僕がほとんど釣れなくなってしまいました。
フライのカラーを変えても、フローティングラインに戻しても今ひとつ。
忘れた頃に釣れる程度になってしまいました。
周りの人も同じような感じです。しかし、ただ一人違う奴が隣にいました。
爆釣まではいかないまでも、コンスタントに釣っています。フライは「クリーム」と「オレンジ」をローテーションしている様子。ここにきて差が開いてきてしまいました。
この時間はリトリーブには「モスグリーン」が効果的ですが、この日はそれほど反応が良くありません。そこで「ブラック」の登場です。日中の大物狙いに効果的なのです。
そしてこの読みが的中!本日二匹目の大物をGET!しました。#7タイプTを10秒ほどカウントダウンしての一匹、45CMのレインボーでした。
しかし、数は伸びずPM1:00食事にする事にしました。ここまでインジケーターは67匹、僕は39匹という結果になりました。もはや逆転不可能とも思える差のつき方ですが、夕方の爆発に期待です。

PM2:00、ゆっくりと一時間の食事休憩を取らせていただきました。審判いないので・・・
さあ、これからは終了時間まであと3時間。釣りまくりましょう!
インジケーターは好調な滑り出しです。そして僕は・・・ダメです。
あたりも無くなりました。緊張感が途切れてしまった様です。タバコの本数ばかり増えます。焦っても仕方ないので楽しみながら釣ることにします。
PM3:00、魚が浮いてきました。同時にインジケーターは爆釣モードに入ったようです。
やはり「クリーム」、「オレンジ」、「チャート」の明るいカラーのロテーションのようです。
僕は、フローティングラインに変え、沖目に浮いている魚を狙います。PM3:30、着水と同時にフライがひったくられました。沖に浮いていた大型がヒットしたのです。本日一番の大型、52cmの鼻の曲がったオスのレインボーでした。フライは「クリーム」です。
残り一時間。インジケーターは爆釣中です。なのに僕は。辛い時間が過ぎてゆきます。
目の前ではライズもあるのに。
そしてPM5:00終了。

遂に終わりました。辛く、長い一日が。
そして気になる本日の釣果は、インジケーター114匹、リトリーブ48匹でした。
結果的にはかなりの大差になってしまいましたが、今までやった事のないことだったので満足感は得られました。
インジケーターは小型の魚が多いものの、やはり数が釣れるという事が証明されました。
対してリトリーブは数はあまり多くありませんでしたが、大物に効果的な事が証明されました。
僕の一言から始まったこの実釣テストは無事に終わりました。でも、とても過酷なテストでした。
みなさんは是非楽しみながらこれからの管理釣場シーズンをお過ごしください。
それではまた次回をお楽しみに・・・

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