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「加賀フィッシングエリア・スペシャルポンド釣行記」

この所本当にさむいですねー。
朝夕はフライを変えるのもしんどい季節になりました。毎年この時期になると釣りに行かず、家でタイイングでもしていた方がいいなあと思います。
でも、そんなことをしていると、キャスティングのレベルは下がり、来シーズンはヘナチョコループなんて事になってしまいますし、釣仲間からのお誘いの電話もあるし、なによりこの所釣りに行っていない為(情報の更新がされてないのお分かりでした?すいません。)ちょっとまずいでしょう、という事で20世紀最後の釣行になるかもしれませんので気合を入れて出かけることにしました。

今回の釣行は「加賀フィッシングエリアのスペシャルポンド」です。
フライフィッシング専用のこの池は大型のレインボーやブラウンが放流されておりエキサイティングな釣りが楽しめる一方、非常に難しい一面もあり僕のお気に入りの池です。
今回はここで釣り仲間の古川氏と共に冬の一日を楽しんできました。

実は前回の加賀FAでの対決企画の時からスペポン(スペシャルポンドの略)の大型の魚が気になっていて、古川氏の「ドライででかいの釣れてるよ!」の一言で釣行決定となりました。
しかし、僕には問題が・・・
スペポンでの釣りは実は2年ぶり。しかも、その時の釣は最悪の釣りだった為、自信喪失ぎみなのです。(対決の時も大差で負けましたしね。)
でもそこそこ楽しめればいいか!と軽いノリで行っちゃいました。

釣行当日。

12月13日の朝はメチャメチャ冷え込んだ朝でした。この冬一番の冷え込みだとか。
AM7:00、スペポン到着。気温はマイナス五度くらい。
水面はまるでドライアイスのように湯気?が上がり、幻想的な光景です。
よく見ると池の周りには既にたくさんの釣り人の姿が。急いで身支度をし、古川氏と決めた場所に向かいます。
しかし、そこにも釣り人がいました。仕方がないのでとなりの空いている所に入れてもらい、準備をしながら古川氏を待つことにします。


古川氏は”リバーオールド”という、オリジナルの完成フライやスプーン、ロッドを扱うメーカーの代表者。今回はカタログ用のスチール撮りを兼ねている為、カメラマンの方も来るそうです。

AM8:00,釣りをして待っていると古川氏とカメラマンの渡辺氏が到着。どうやら寝坊をしたようです。
今朝の池の状況を説明し、いよいよ本格的に釣りの開始です。
今朝は冷え込みがきつい為かライズもなく水面は静まり返っています。
シンキングラインにソフトハックルの組み合わせで狙います。ライズがないといっても魚は表層を意識している様子。#7タイプTを使用しています。しかし、あたりも少なく、フライを変えながら狙います。

AM9:30、風向きが南に変わり、水面に小波が出来てきました。
#4のフローティングラインに変え、#18のソフトハックルをリトリーブするとすぐさまヒット!狙いどうり、ラッキー!と思いつつ連続ヒット。
でも2匹で終わりました。今朝の冷え込みの為か、あまり状況はよくありません。
周りの釣り人も同じようです。気温が高くなってきてからが勝負だろうという事で朝食をとる事に。
AM10:30、そろそろいいかな、という事で僕は「ただのマラブー」をチョイス。
古川氏は怪しげなウエットのようなフライを結びました。
やはり魚の活性もあがって来たのか一投目からヒット!型は小さいながらもモスグリーンの「ただのマラブー」をガッチリくわえています。僕が3匹ほど釣ったところで「なに使ってるの?」と古川氏。今日はマラブーの反応が良い様なのでその旨を伝えます。古川氏もリバーオールドのオリジナルマラブーに変えます。そしてその後は二人で連続ヒット!
入れ食いとまでは行きませんが、明らかに他の釣り人より釣っていました。
そしてカメラマンさんも大忙し。






AM11:00、古川氏に大物がヒット!6番ロッドが大きく曲がっています。慎重にランディングし、上がってきたのは50cmオーバーのレインボーでした。ここでしばしの撮影タイム。#7のインターミディエイトを使っていたとの事。やはり表層のマラブーリトリーブが良い様です。
大物も釣れたので私はイワナを狙う事に。表層にかなりの数のイワナが浮いています。#20のソフトハックルに8Xのティペットで狙うとあっさりと釣れてしまいました。そしてお約束の撮影タイム。僕も撮ろうと思ったらカメラマンさんが逃がしちゃいました。(あーあ、証拠が!)
小型のウエットで狙う場合、水面に引き波を立てるようにフライを引いてくると効果的です。
ロッドを立てていくか、ハンドツイストが良いですねー。フライが止まるとなかなか喰ってきませんので念の為。
その後はモスグリーンのマラブー絶好調!かなり楽しめました。
PM1:00、レストハウスであったかーいうどんでも食べよう、という事で昼食タイム。
しかし、いま考えると幸せだったのはここまで。この後私に悲劇が!
PM2:00、後半戦の再開です。やはりマラブーで狙います。するとまたまた1投目からヒット!
それも少し良い型です。わたしはデジカメを用意し、ランディングします。まずはフライをくわえているところを撮ろうと思った瞬間、
「ドブンッ」
一瞬なにが起きたのか分かりませんでしたが、ふと気がつくと水深約24cmの底で私のデジカメがキラキラ光っていました。
「フガー!」と訳のわからない声を上げながら、水中に手を突っ込みデジカメ救出!すぐにバッテリーとコンパクトフラッシュを出して応急処置を施します。
ちなみにこの時、絶対に電源を入れないように。ショートしたらその時点で再起不能になります。
これはプロのカメラマンさんのアドバイスでした。
やっちゃったーという顔をしているとカメラマンさんが「とりあえず乾燥させるしかないですねー、実は私も今年の夏に同じ事をやりましたよ」と。変な慰めを受けながら、車にカメラを置きに行きます。

PM3:00、落ち込んでいても仕方ないので釣りをする事に。皮肉なもので、また大物がヒット!
46cmのレインボーです。でも写真は撮れません。
その後も小さいながらそこそこ釣れました。しばらくしてフライをクリームの「ただのマラブー」に変えて4投目。
ゴツゴツッとあたり、すかさず合わせるとグネグネ・・もしや!と思った途端、水面でグネッとやりました。
茶色い魚体、ブラウンです。それも大きい!慎重に寄せます。なにせカメラマンさんがいますから。岸近くに寄せて魚体が確認出来たところでフッと軽くなりました・・・ヒレピンの50cmはあろうかというブラウンはゆっくりと消えていきました。そして冷たい視線が背中に感じ取れます。「泳いでとってきて!」と古川氏。そりゃそうです、カタログにはバッチリの魚でしたから・・・

その後はイワナに遊んでもらいました。

PM4:50、終了。
不運な一日でした。でも、撮影も無事終わったようで何よりです。
しかし、僕のデジカメはどうなることやら・・・今、乾燥中です。コンパクトフラッシュは生きていましたので今回は画像を載せることができました。(午前中の分だけですが)みなさんも釣行の際はご注意ください。
さて、次回「デジカメ復活か?」をお楽しみに。


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